「うつぬけ」について

こんにちは。
かとちんです。

最近「うつぬけ」の本って流行っていますよね。

「うつはガンと一緒」くらい言っているのは
全く持ってその通り!と思いました。

こちら側の気持ちを体現したかのような
素晴らしい本です。共感できました。

うつぬけについて

うつぬけは、手塚治虫風のマンガで、田中圭一さんが色んな人のうつの闘病について詳しく書いたものです。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 単行本 – 2017/1/19

うつ病や適応障害は、いつでも発生する

僕も鬱を5年間経験してきたけど
わかりやすく鬱の状態を書いたマンガって
ほとんどなくて、絵柄的にも結構読みやすかった。

あと鬱の本って「本人が読む向け」の本
と「家族が読む向け」の本の2種類があるけど
この本は「家族向け」「本人向け」どちらも当てはまる
本だと思った。こういった本はなかなかないので
「うつって何?」ていうレベルの人にも
家族が鬱で・・という人にも、結構おすすめ。

うつの本って、本人が読むと「余計落ち込んだ」
「でどうすればいいの?」って本がめちゃくちゃ
多くて、最終的には「もう読まない」って
挫折しちゃうことが多い。

ひどい本になると、「全部お前のせいだ」位
書いてある本もある。正直本屋に売っている本
は「家族向け」とかそういったものばかりで
ほとんど外れだと思ったほうがいいレベル。

僕も心理学の本を読みまくったが
「マジでつらいんだけど・・・。」
「だからどうすればいいの?」
って本がマジで多かった。

その時の作者がいたら、金返せって
言いたいレベルで、悪化したことのほうが多い。

で、この本は、「認知行動療法」を推ししている節がある。
ここだけ、僕の経験や考えとはちょっと違う。

おすすめできない「認知行動療法」だけやること


僕も長年鬱だったので、鬱の状態のまま
「自分の認知を変える作業をする」のってすごく
きついし、時間がかかるんじゃね?と思った。
僕だったら絶対最初にしたくないし、相当茨の道。

うつ病や適応障害の再発って80%超の世界。
うつ病や適応障害の記憶って、感情と絡まっている
ため記憶として非常に残りやすい。

考え方や思考パターンがすでに欝欝モードで
その状態から、認知を変えようとしても
悪くなる一方。

自分の認知を変えるというと
洗脳じゃないのかっていう人がいるけど
洗脳は人から与えられた恐怖とかで書き換えること。
洗脳とはぜんぜん違う。

鬱や適応障害のときって、脳がワンパターンな動き
や刺激に慣れすぎていることが原因なんだけど
僕もそれに気づかずに苦しんだ。

どの治療をするかと医者探しや治療探し
にこだわっていて、全然考えていなかった。
なので、脳の刺激をいろんな視点で与える
ことが一番大事だと当時の自分にいいたいです。

ここに早く気づくことができれば
私生活を少しずつ変えることができるので
僕は、やっておけばよかったと後悔しています。

このうつぬけの本の中には、医者巡りをしまくっている人も
いるけど、大体抜けたという人は、僕が書いているように
「薬もとったし、休息もとった、カウンセリングも受けたし」
って全方位で攻めている人がほとんど。

森田療法だけとか、認知行動療法だけとかそういったわけでは
ないので、その辺は僕と同じなんだなと共感した。

認知の切り替えと行動パターンを変えるのが脱出のミソだけど・・・

どちらも経験した僕からすると
うつ病だけでなく、適応障害もどちらも
認知を変えるというよりも「体を動かして認識から外す」
というアプローチを出来るだけ早く入れることが大事
だと感じていた。


適応障害の場合はちょっと違っていて、厄介なところがある。
「原因から離れる」ことを早めにしないと、悪化の一方がかなり厄介。

環境からの離脱→医者やカウンセラー→
薬を依存しない程度にもらい、行動習慣の改善、運動をして、
欝欝モードから離脱→同時に心理療法を受ける
→食事の改善→思考パターンを自覚する

という段階を「間違えずに」行うことに注意を払っていた。


ストレスの元となる場所から離れると
適応障害は、通常に近い状態になるけど
離れることができない状態が続くと

自分の通常領域まで侵食していき、最終的には
離れても、楽しめなくなってしまい
うつ病になってしまう。

これが適応障害からの鬱。

うつぬけで、作家の人達が時々鬱状態にあるのは、
創造性を発揮する作家にありがちな問題
で脳科学的には説明ができている。

人間は創造性を発揮するとき、自分と社会の
関連性を考える回路がある。特に作家という
生き物は自分と社会との関連性に敏感な生き物なので
その回路が働きやすく、鬱や適応障害になりやすいのだ。

なので、出来るだけその回路を使わないように工夫する
必要があるので、作家の場合、使いまくっているので
出来るだけ回避する術を使うとともに、認知を変える
必要が一層求められるのだ。

森田療法は完ぺきではない・・・

私も藁にも縋る思いで森田療法を
やったことがあります。しかも、森田療法の中
でも権威と言われている病院でです。

その病院でも「森田療法よりも投薬をまず・・・」
と言われてしまい、元に戻った経緯があります。

これを考えると、医者探し、薬探しの次に来そう
なのが「森田療法」ですが、人によっては投薬量が
ふえてしまい、鬱の地獄から抜け出せないといったことが
起きてしまいがちです。

事実、森田療法の病院には、同じ人が何度も何十年も
通っていて、もし森田療法や認知行動療法や投薬が
完璧なら、そんなことは実際に起こらない。

日本古来の方法だろうが、海外の技法だろうが
使えるものは使うべし。
西洋医療に諦めて、来そうな森田療法だけど
脳の考え方や記憶の偏りが起因の病気に
西洋も日本古来も関係ないのだ。

結局は、医者に依存しない事
これが、一番大切なのだ。


さっさとカウンセリングも入れた標準医療作れよ。といいたい。

で、鬱の嫌なところは、ガンに似ていて、結構怪しい民間療法勧めてくる人が多いこと。でも僕は、そんなガンよりさらにひどいと思うのは
国の健康保険の範囲では薬物療法が中心というところ
つまり、「認知を変えるカウンセリングが標準医療として確立していない」点。

さらにさらに言ってしまうと
そのカウンセラーがピンきりすぎる!!

臨床心理士のカウンセラーとかは
分析しかしないクソな人も多い。
俺は、分析を依頼しに来たのではない
といいたい。

そんなクソなカウンセラーにかかる
と、僕のように5年かかっても治らないし
むしろ悪化する。そして、そんな認知療法
とも呼べないものにかかっていると、再発どころか悪化しちゃう。

まともなカウンセラーを見つけて
まともな医者を見つけて
運動も瞑想もしっかりして
認知の仕方もしっかり変える
・・・しかもバランスよくやる

これが鬱克服の王道なんだけど、全部やるのって超難しい。
こういう、人を選ぶときに、脳科学と瞑想を学ぶこと
ってすげー大事なんだなって痛感していた。

例えば、脳科学を学んでいれば、脳をバランス
良く働かせるには、外から得る情報を
偏らないようにすることが大事ってわかる。

家で引きこもっていると確実に鬱になるし
クソなカウンセラーや精神科医にあたっていても
改善しないし、認知の仕方を変えることも出来ない。

そういった意味では、医者探しの旅や薬探しの旅に出る
よりは、脳科学と瞑想の勉強したほうが遥かに楽だった。

そして、瞑想って科学的にも証明されているのに
どうして勧める精神科医少ないんでしょうね。
今でも、不思議で仕方ないです。

結論:うつぬけは、うつの患者の気持ちを知るor読み物としては面白いが
認知行動療法や森田療法が完璧というわけではない。

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